第4回:大人の秋を彩るザクロのカクテル
秋の夜長をカクテルで楽しみませんか?
カクテルというのは、ベースとなるお酒にほかのお酒やジュースなどを混ぜて、独特のフレーバーや味、色を楽しむというもの。おしゃれなバーで、バーテンダーさんに作ってもらうカクテルも素敵ですが、自分でつくるとアルコール量を自由に調節でき、また、さまざまな組み合わせを楽しめるというメリットがあります。
わたしは、カクテルのなかでもグレープフルーツとウォッカを混ぜ合わせた、ソルティドッグが大好きです。ソルティドッグには、グラスの縁にお塩がついているのですが、このお塩とグレープフルーツの酸味との絶妙なバランスがなんともいえません。
このグラスについたお塩のことをスノースタイルといいます。つくり方は簡単! グラスの縁をレモンの汁などでぬらし、そこにお皿に出しておいたお塩をつけるのです。最初はなかなかうまくいかず、でこぼこになったりしますが、それも一興!? 何回か練習すると、すぐに上手にできるようになりますよ。
今回は、ザクロジュースをつかってソルティドッグ風のカクテルをつくってみました。ザクロの落ち着いたエンジの色がなんとも秋めいていませんか。さわやかな甘みと酸味のカクテルが、大人秋の夜をよりシックに彩ってくれることでしょう。