西洋医学の父ヒポクラテスの書にその名をとどめ、ギリシャ、エジプト、中国、インドと古代国家の時代から「生命の果実」として薬用に珍重されてきたザクロ。衰えないカラダづくり。ザクロジュース
本気でカラダを動かしていますか？ 食べ過ぎの人はそんなに多くないのに、肥満の人は確実に増えています。深夜まで遊ぶ人は減ってきているのに、睡眠障害の人はにわかに増えています。実は、職場で話題のメタボリックシンドロームもメンタルヘルスも、その原因の一つに運動不足があるといわれています。
これらを「運動不足病」と名付けて、現代人の国民病と呼んでいる学者もいます。もし、あなたがカラダを動かすことなく健康を求めているのなら、それは大きな間違いです。
同じように、本気で肌の艶やかさを大切にしようとしていますか？ ザクロジュースは、確かにカラダや肌に潤いを与えてくれる、そのきっかけを作ってくれます。でも、それは生活習慣の改善があってこそ。どうしてもタバコを止められないとか、化粧したまま寝入ってしまったりとか……。あなたが生活を改善することなく艶やかさを求めているのなら、それはとんでもない間違いです。
ちょっと難しいいい方になりますが、ココロで意識して、アタマで理解して、その次に来るのがカラダの「行動変容」と言われています。行動変容を起こすきっかけを与える商品は、世のなかにたくさんあります。でも、改善した行動を続けるには、その行動そのものに、楽しいとか、美味しいとか、カラダが喜ぶ成分が入っていなくてはいけません。
透き通るように白い美しい肌……、女性の永遠のテーマです。美白を謳う化粧品は、薬局･薬店のメインの棚を飾っています。
シリーズ第2回では、男性のがん「前立腺がん」について触れましたが、今回は女性のがん「乳がん」についてです。
痛くもかゆくもない！ なんて、軽い気持ちで放っておいたら、ある日突然、痛い！ つらい！ がやってくる。そう、生活習慣病が牙をむく瞬間です。「長期間の慢性的な血管のよどみが一瞬にして決壊。心臓や脳に、突然襲いかかりましたぁ～！」という災害緊急速報が体内をめぐります。
がんは怖い、というのが本音。たしかに手遅れといわれるような進行がんであれば、治療の選択肢は少なくなります。しかし、いまの時代、がん検診の精度が上がり、比較的早い時期でのがんの発見が可能となりました。
電通消費者研究センターウェルネスプロジェクト「ウェルネス1万人調査」（2007年8月）によると、女性が現在気になっている症状として、30代、40代の50%、二人に一人が「肌の老化」と答えました。「アンチエイジング」という言葉にも敏感で、30代、40代の30%超、三人に一人が気にしています。
