秋の夜長をカクテルで楽しみませんか?
カクテルというのは、ベースとなるお酒にほかのお酒やジュースなどを混ぜて、独特のフレーバーや味、色を楽しむというもの。おしゃれなバーで、バーテンダーさんに作ってもらうカクテルも素敵ですが、自分でつくるとアルコール量を自由に調節でき、また、さまざまな組み合わせを楽しめるというメリットがあります。
わたしは、カクテルのなかでもグレープフルーツとウォッカを混ぜ合わせた、ソルティドッグが大好きです。ソルティドッグには、グラスの縁にお塩がついているのですが、このお塩とグレープフルーツの酸味との絶妙なバランスがなんともいえません。
このグラスについたお塩のことをスノースタイルといいます。つくり方は簡単! グラスの縁をレモンの汁などでぬらし、そこにお皿に出しておいたお塩をつけるのです。最初はなかなかうまくいかず、でこぼこになったりしますが、それも一興!? 何回か練習すると、すぐに上手にできるようになりますよ。
今回は、ザクロジュースをつかってソルティドッグ風のカクテルをつくってみました。ザクロの落ち着いたエンジの色がなんとも秋めいていませんか。さわやかな甘みと酸味のカクテルが、大人秋の夜をよりシックに彩ってくれることでしょう。
<今回のメニュー>
ザクロのカクテル【スノースタイルで】
<材料> (2人前)
ザクロジュース 100cc
ウォッカ 40 cc
カボス またはレモン 1/2個
天日塩 適量
ローズマリー 少々
<作り方>
1.グラスの縁をレモン汁でぬらし、皿に入れた塩につけて、“塩の飾り”をつくっておく。
2.グラスに氷をいれ、ウオッカ、ザクロジュースをそそぎ、ステア(※1)する。
3.お好みで、ローズマリーなどのハーブを飾る。
※1
ステア:カクテルのシェイク方法のひとつで、混ざりやすい材料をグラスにそそぎ、バー、スプーンなどでかきまぜること。ステア以外の混ぜ方としては、シェイク(シェイカーにいれ振る)、ブレンド(ミキサーをつかう。フローズン系など)などがある。
<ワンポイントアドバイス>
ザクロジュースとウオッカの割合を変えてみたり、アルコールが苦手な方、ぺリエなどの炭酸水でわってノンアルコールカクテルをつくってみるなど、好みの味にアレンジしてください。グラスの縁を飾るお塩も、種類が違えばまったく味が変わってくるし、添えるハーブが(今回はローズマリー)かもし出す個性もそれぞれ。あなただけのオリジナルのカクテルを作り出して!